2.5インチのCrucial® SSDをMac®システムにインストールする方法

一部のMacシステムはアップグレードできないため、インストールを開始する前に、アップグレードアドバイザーを使用して、購入したSSDがお使いのコンピューターと互換性があることを確認してください。これが完了しましたら、作業を開始できます。

パート1:準備

  1. 必要なものを集める
    Crucial SSD、ドライバー、Macシステムのオーナーズマニュアル(必要なドライバーの種類が指定されています)、SATA-USBケーブル(別売り)が必要になります。さらに、
    • 製造年が2006~2012年のMac Pro®システム、または
    • ほぼ全ての製造年のiMac®にインストールする場合は、これらのシステムは他のMacコンピューターよりもストレージベイが大きいため、2.5インチから3.5インチへのコンバーターが必要になります。
  2. スペーサーを取っておく
    SSDの箱にはスペーサー(黒いブラケットのように見えます)が入っていますが、これはプロセスの後半になるまで使わないため、一旦保管しておいてください。また、Macシステムの種類によっては、必要ない場合もあります。  
  3. 重要なファイルをバックアップする
    インストールのプロセスを開始する前に、パソコンに保存してある重要なファイルをUSBフラッシュドライブや外付けストレージディスクに保存します。  
  4. SSDをMacシステムに接続する
    SATA-USBケーブルの一方の端をSSDに接続し、もう一方の端をコンピューターに接続します。SSDを取り扱うときは、金のコネクターピンを指で触れないようにしてください。 
  5. macOS®のバージョンを確認する
    Macオペレーティングシステム(macOSと呼ばれます)には多くのバージョンがあり、お使いのバージョンを確認する必要があります。画面の左上隅にあるApple®アイコンをクリックしてから、[このMacについて]をクリックするとバージョン番号が表示されます。表示される画面上でバージョン番号を確認できる場所は次のとおりです。
  1. SSDをフォーマットする
    SSDを使用する前に、SSDを初期化し、パーティションを作成し、フォーマットする必要があります。これを行うには、Macシステムに無料で付属している[ディスクユーティリティ]を操作する必要があります。デスクトップ上のストレージドライブをクリックしてこれにアクセスしてから、[アプリケーション]フォルダー、次に[ユーティリティ]フォルダー、次に[ディスクユーティリティ]をクリックします。あるいは、ドック内の[アプリケーション]フォルダーをクリックしてから、上記のその後の手順に従います。[ディスクユーティリティ]に移動すると、SSDがコンピューターで読み取れないことを示すメッセージが表示されますが、これは正常なので心配はいりません。メッセージに表示される[初期化]ボタンをクリックすると、Crucial SSDが[ディスクユーティリティ]に表示されます。ここからは、OS Xのバージョンに対応する以下の手順に従ってください。

OS X El Capitan以降(バージョン10.11以降)

  1. お使いのSSDを選び、[消去]ボタンをクリックします。
  2. データ保存先としてディスク上に新規作成するパーティションの名前を入力します。この名前はSSD名としても使われます。新しいパーティションの名前を入力します(これはドライブにデータを保存する場所であり、SSDの名前になります)。メニュー設定で、パーティションが[GUIDパーティションテーブル]に設定されていることを確認します。
  3. 選択したフォーマットのデフォルト値が[Mac OS拡張(ジャーナリング)]となっていることを確認します。
  4. [消去]を選択します。これでドライブにパーティションが作成され、フォーマットされ、使用可能となります。

OS X Yosemite以前(バージョン番号10.11未満)

  1. お使いのSSDをハイライト表示し、[パーティション]タブをクリックします。
  2. [オプション]をクリックし、[GUIDパーティションテーブル]に設定されていることを確認します。
  3. SSD全体を単一のパーティションとして使用する場合は、[パーティション1]を選択します(パーティションが何かわからない場合は、このオプションを選択してください)。これでSSDに名前を付けることができるようになります。
  4. 選択したフォーマットのデフォルト値が[Mac OS拡張(ジャーナリング)]となっていることを確認します。
  5. [パーティション]を選択します。これでドライブにパーティションが作成され、フォーマットされ、使用可能となります。

SSDは、指定した新しい名前で表示されます。これで、Macの既存のドライブ上のすべてを新しいSSDにコピーする準備が整いました。そうすることにより、SSDをインストールするとデータがそこに保存され、すべては同じように動作しますが、大幅に高速になります。

パート2:コピー

Macシステムにデータをコピーするには2つの方法があり、お使いのmacOSのバージョン用の方法に従う必要があります。注:どちらの方法でも、Macパーティションのクローンのみが作成されます。Boot Camp® Windows®パーティションのクローンを作成する方法を確認するには、このビデオをご覧ください。(Boot Camp Windowsパーティションが何であるか分からない場合でも、心配は無用です。お使いのOSに合った、以下の方法を使用してください。) 

OS X El Capitan以降(バージョン10.11以降):Crucial SSDにデータをコピーする方法

  1. システムをシャットダウンします。画面がオフになったら、システムの電源ボタンを押し、すぐに[コマンド]キーと[R]キーを長押ししてMacを再起動します。すると[OSXユーティリティ]という特殊ウィンドウが立ち上がります。
  2. いくつかのアプリケーションが表示されます。[ディスクユーティリティ][続行]を順に選択します。
  3. [ディスクユーティリティ]ウィンドウの左側に、お使いのMacに接続されている外部ストレージドライブを示す[外部]セクションが表示されます。Crucial SSDはSATA-USBケーブル経由で接続されているため、ここに表示されます。Crucial SSDの名前の下に、ドライブをフォーマットしたときに名前を付けたパーティションが表示されます。このパーティションをクリックしてハイライト表示します。
  4. 画面左上の[編集]メニューをクリックし、[復元]オプションを選びます。
  5. 表示されるドロップダウンメニューで、既存のドライブのパーティションの名前を選択します(デフォルトの選択肢として自動的に表示されない場合)。左のナビゲーションの[内蔵]の下を確認すると、正しいパーティションが選択されていることを確認できます。これは、既存のドライブがMacに内蔵されていて、既存のドライブのパーティションがここに表示されるためです。
  6. ここで[復元]をクリックします。すると、既存のストレージディスクのデータを新しいSSDに復元(コピー)するプロセスが始まります。
  7. すべてがコピーされるまでにはしばらく時間がかかります。しばらくコンピューターはそのままにして、何か楽しいことをして待ちましょう!
  8. すべてがコピーされたら、[完了]をクリックします。Crucial SSD上で名前を付けたパーティションは、コピーした既存のドライブ上のパーティションと同じ名前になるはずです。これで、システムの電源を切り、SSDを物理的に取り付けることができます。これで半分以上終わりました!

OSX Yosemite以前(バージョン番号10.11未満):Crucial SSDにデータをコピーする方法

注:暗号化にApple FileVault®プログラムを使用している場合は、以下の手順に従う前に、プログラムをオフにしてシステムの既存のストレージドライブを復号化する必要があります。新しいCrucial SSDを物理的に取り付けたら、その後FileVaultを再びオンにできます。FileVaultが何なのか分からなくても、心配は無用です。)

  1. システムをシャットダウンします。画面がオフになったら、システムの電源ボタンを押し、すぐにキーボードの[オプション]キーを長押してMacを再起動し、[ブートマネージャー]という特別なウィンドウに移動します。ここで、[リカバリ-10.x]を選択します。
  2. するといくつかのアプリケーションが表示されます。[ディスクユーティリティ][続行]を順に選択します。
  3. ディスクユーティリティから新しいSSDにコピーするパーティションを選択するよう求められます。既存のストレージドライブの下にあるメインのパーティションを選択するだけで大丈夫です。ドライブとそれに関連するパーティションの画面上で、これが見つけやすいよう表示されているはずです。左上のセクションには、コンピューター内のストレージドライブと各ストレージドライブのパーティションが表示されます。これらすべてのドライブの横には灰色のアイコンが表示され、システム内蔵でインストールされていることを示します。既存のストレージドライブのパーティションを選択すると、ウィンドウの右側に新しいオプションのセットが表示されます。
  4. [復元]オプションを選びます。
  5. ここで新しいCrucial SSDに復元(「コピー」)したいパーティションを[ディスクユーティリティ]に伝えます。選択したパーティションをクリックして、[ソース]フィールドにドラッグします(ここに自動的に表示されない場合)。
  6. 次に、[ディスクユーティリティ]にデータをコピーする場所を指示します。これは「復元先」ドライブの選択と呼ばれるもので、Crucial SSDをフォーマットしたときに名前を付けたパーティションを選択します。左側の列には区切り線があり、その下にはMacに接続されているすべての外部ドライブと各ドライブの関連パーティションのリストがあるため、これは簡単に見つけることができるでしょう。Crucial SSDはSATA-USBケーブル経由で接続されているため、このセクションに表示され、その横にオレンジ色のアイコンが表示されているはずです。SSDのパーティションをクリックして[復元先]オプションまでドラッグします。
  7. [復元]ボタンをクリックすると、データのコピープロセスが開始されます。一部の古いバージョンのmacOSでは、[ディスクユーティリティ]でデータをコピーできるようになる前に、[消去先]を選択する必要があるチェックボックスが表示される場合があることに注意してください。このチェックボックスが表示された場合は、それを選択して続行します。
  8. すべてがコピーされるまでにはしばらく時間がかかります。しばらくコンピューターはそのままにして、何か楽しいことをして待ちましょう!
  9. データのコピーが完了したら、すべてが正しくコピーされたことを確認します。これを行うには、このプロセスのステップ1を繰り返して、ブートマネージャーに移動します。ここでは、起動する複数のドライブが表示され、その一部は同じ名前ですが、これは正常です。このように表示される理由は、既存のドライブを新しいSSDにコピーしたときに、SSDは既存のドライブのパーティションと同じ名前を受け取りましたが、ここではSSDがその上にオレンジ色のアイコンとともに表示され、SSDがMacに接続されていることを示しているためです。USBケーブル。SSDを選択して、そこからシステムを起動します。速度が向上することを除けば、すべてが古いセットアップと同じように見えるはずです。次に、システムをシャットダウンして、SSDを物理的に取り付ける準備をします。これで半分以上終わりました!

パート3:取り付け

取り付けプロセスは、お使いのMacシステムの種類によって異なります。私たちのMacシステム別の取り付けガイドに書かれた手順どおりに行ってください。

おめでとうございます!

これであなたもSSDインストーラーのエキスパートです。友人やご家族があなたに取り付けを依頼するかも知れませんので、気をつけましょう!:-)

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