サーバーに必要なメモリ(RAM)容量
サーバーに必要なメモリ容量は、サーバーの機能によって異なります。通常、メモリ容量は多いほどよいとされますが、サーバーメモリに上限を設ける要因がいくつか存在します。サーバーメモリの詳細を見る。
サーバー機能
まず最初に問われるのは、サーバーの用途です。ウェブサイトサーバー、データベースサーバー、ファイルサーバーでは、それぞれメモリ要件が異なります。ファイルサーバーは、必要なメモリ容量が少なく、空き容量が多いのが特徴です。データベースサーバーは、データベースの性質やユーザーの人数によって必要なメモリ容量が異なります。ウェブサイトサーバーが必要とするメモリ容量は、ウェブサイトが静的か動的かという点や、トラフィックのレベル、ウェブサイトが使用するキャシュ容量に左右されます。
コントロールパネルやアンチウイルスチェック、スパム防御のような管理ソフトウェアは大量のメモリを使用する場合があります。したがって、バックエンドソフトウェアの最低限のニーズを考慮に入れる必要があります。これらが同時に実行されることを前提とすべきです。
制限要因
サーバーのメモリ容量を制限する要因が多数あります。一部のOSは、限られたメモリ容量のみを使用します。メモリ容量は、ソフトウェアのバージョンによって異なります。OSによっては、最少RAM数、推奨最少RAM数、最大RAM数を具体的に指定するものもあります。
もちろん、ハードウェアも使用できるメモリ容量を制限します。特にプロセッサーは、サーバーにどのようなメモリをどれだけ追加できるかを左右します。1つの考慮事項として、サーバーにECCメモリが必要かという点が挙げられます。詳細を見る
結論
ユーザー数はメモリ容量を決定づける最大要因となります。サーバーのRAM容量が少なすぎると、パソコンはストレージドライブの仮想メモリを使用するため、速度が遅くなります。ユーザー数に適したレベルのメモリ、サーバーの機能、OS、およびハードウェアを使用することで、ユーザーは情報をより迅速に読み込み、より多くのサーバーベースのアプリケーションを実行できるようになります。
互換性のあるサーバーメモリを知るには、Crucial® Server Configuratorをご利用ください。
©2018 Micron Technology, Inc. All rights reserved. 情報、製品および仕様は予告なく変更される場合があります。CrucialおよびMicron Technology, Inc.はいずれも、印刷または写真における不備またはエラーについて一切の責任を負いません。Micron、Micronのロゴ、Crucial、CrucialのロゴはMicron Technology, Inc.の商標または登録商標です。その他の商標およびサービスマークはすべて、その所有者に帰属します。