Mac®のシステムパフォーマンスを確認する方法
タイムラグ、遅い起動、その他の問題、それぞれの原因を突き止めようとする場合、あるいはパソコンの動作状況を確認したい場合、Macのシステムパフォーマンスを簡単に確認できる方法がいくつかあります。
Macのパフォーマンスを確認
Macのシステムパフォーマンスを手早く確認するには、アクティビティモニタを利用します。プロセスの5つのカテゴリを追跡することができます。利用可能な空き容量を確認する方法は、こちらをご覧ください。
アクティビティモニタにアクセスするには、「Finder」、「アプリケーション」、「ユーティリティ」の順に選択します。「アクティビティモニタ」をクリックします。
確認したいプロセスのカテゴリを選択します。CPU、メモリ、エネルギー、ディスク、ネットワーク、キャッシュから選択できます。
また表示する情報の詳細レベルと表示形式を選択することができます。
- 全てのプロセス
- 全てのプロセス(階層表示):プロセスの親子関係を確認できます。
- 自分のプロセス:お使いの macOS®ユーザーアカウントが所有するプロセス。
- システムプロセス:macOSが所有するプロセス。
- ほかのユーザーのプロセス:ルートユーザー(管理者アカウント)または現在のユーザーが所有していないプロセス。
- 動作中のプロセス
- 停止中のプロセス:スリープ状態にあるプロセス。
- ウィンドウ処理:ユーザーアクションのためにウィンドウを作成するプロセス。通常はアプリケーションです。
- 選択されたプロセス:「アクティビティモニタ」ウインドウで選択されているプロセス。
- 過去8時間のアプリケーション:過去8時間にプロセスが実行されたアプリケーション。
確認事項
特定のパフォーマンス測定を確認したい場合は、それを見つけることができますが、気をつけて確認すべき特定の項目があります。
CPU
様々な列で「CPU」パネルをソートして、各アプリケーションがどれほどプロセッサを使用しているか確認することができます。この情報は、パフォーマンスに影響を及ぼしているプロセスを識別するのに役立ちます。「CPU負荷」のグラフは、現在使用中の容量のパーセンテージを表示します。CPU負荷が一定して60%を超える場合は、隠れたバックグラウンドプロセスがプロセッサの空き容量を大量に使用していないか確認するとよいでしょう。可能であれば、それらを閉じるか削除します。
メモリ
「メモリ」パネルには、メモリの使用状況についての情報が表示されます。「メモリプレッシャー」のグラフは、メモリの利用可能状況をわかりやすく表示します。グラフの大部分を黄色や赤が占める場合は、パソコンのメモリの増設を検討するとよいでしょう。
エネルギー
「エネルギー」パネルには、全体的なエネルギー使用状況と開いている各アプリケーションが使用しているエネルギーが表示されます。ここで確認すべき重要項目は、「非スリープ」列でMac がスリープ状態になるのを妨げているアプリケーションがあるかどうかです。パソコンの不使用時にエネルギーを節約したい場合は、スリープ状態になるのを妨げるアプリケーションを閉じておく必要があります。
ネットワーク
「ネットワーク」パネルには、パソコンがネットワーク上で送受信したデータの容量が個々のアプリケーション別に表示されます。使用するデータの容量を監視する場合、どのアプリケーションが最も多くデータを使用しているかは、ここで確認するとよいでしょう。
パフォーマンスの監視
リアルタイムでパフォーマンスを監視したい場合、他のアプリケーションで作業しながらCPU使用率をバックグランドで確認することができます。
ウィンドウを開くには、「ウィンドウ」、「CPU使用率」の順に選択します。
情報のグラフをDockに表示したい場合は、「表示」、「Dockアイコン」、「CPU 使用率を表示」の順に選択します。
結論
Apple®は、パフォーマンス監視の一式をアクティビティモニタで提供しています。これらのモニタを使用することでパソコンのパフォーマンスを追跡し、場合によっては調整することができます。
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