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ノートパソコンを分解して掃除する方法

ノートブックを分解し再構築することで、コンポーネントの交換、ノートパソコンの掃除、内部コンポーネントの処分が可能となります。

ノートブックを分解する

こちらは、最も標準的な構成のノートブックを対象としたガイドです。ノートブックのメーカーは多種多様であるため、一部のアイテムは配置や接続が多少異なる場合があります。通常、一番手の届きやすいコンポーネントから取り外します。まず、コンポーネントに接続されているケーブルを慎重に外します。ノートブック内はスペースが限られているため、ケーブルのたるみがほとんどありません。ケーブルを外してからコンポーネントを取り外さないと、ケーブルが引っ張られてコネクタが損傷する恐れがあります。

ノートブックを組み立てるときのために、各コンポーネントの配置、ケーブルの接続先、ケーブルのたるみを収める場所を記録しておくことが重要です。各ステップを写真に撮って記録しておくことで、最後にノートブックを組み立てる際に役立ちます。同じコンポーネントでさまざまなサイズや種類のネジが使用されている場合があるため、どの部分のネジに当たるのかをしっかり把握しておいてください。どこのネジであったかわからなくならないように、ネジを元の穴に差し込んでおくか、コンポーネントの該当する穴のそばにネジをテープで貼っておくとよいでしょう。

手順1

ノートブックの型に応じて、小型のプラスドライバーだけではなく、マイナスドライバーが必要になる場合もあります。静電気の発生を防ぐため、静電気防止用リストバンドを装着するか塗装されていない金属に触れて、静電気を放電します。作業場から離れるとき、特にカーペット上を歩く場合は、作業を再開する前に必ず再度塗装されていない金属に触れてください。

人が指でノートブックの塗装されていない金属面に触れて静電気を放電しているところ

 

パソコンの電源をオフにし、プラグを外し、ロックスライダーをロック解除位置に動かしてバッテリーを取り外します。もう1つのスライダーを指示された方向に動かし、バッテリーを真っすぐ引き抜きます。電源ボタンを5秒以上押し、パソコン内の残存電気を放出させます。

手順2

バックパネルのネジをすべて外し、バックパネルを外します。ゴム脚の下やステッカーの後ろを見て、隠れたネジがないか確認します。ノートブックを再構築するときのために、カバーを整理して、あとで正しい位置に取り付けられるようにしておきます。

ドライバーでノートブックの背面からネジを取り外しているところ

手順3

カバーを取り除いたら、多くのコンポーネントに手が届く状態になります。一般的には、ストレージドライブ、メモリ、ワイヤレスカードから外していきます。

ケーブルを外し、ストレージドライブを取り外します。ノートブックによっては、リボンケーブルにコネクターが付いておらず、ケーブル自体がクランプによってコンポーネントに固定されていることもあります。その場合は、マイナスドライバーでクランプを開き、リボンケーブルを外す必要があります。ストレージドライブはネジどめされている場合もあります。ネジがある場合はそれを取り外し、各ネジを戻す場所が分かるようにしておきます。

ストレージドライブをノートブック内部から取り外しているところ

 

各メモリモジュールを留めているクリップを、指またはスパッジャー工具を使用して押し下げて、モジュールを外します。モジュールは30度の角度で飛び出しますので、取り外しやすくなります。くれぐれもモジュール上の金色のピンには触れないでください。パソコンを再構築しない場合の、古いメモリの活用法についてはこちらをご覧ください。

メモリモジュールをノートブック内部から取り外しているところ

ワイヤレスカードの側にある小さな金の先端が付いたカバーは、ワイヤレスアンテナです。マイナスドライバーを使用して取り外し、メモリモジュールと同様にクリップを下げてワイヤレスカードを取り出します。

 

手順4

次に、ヒンジカバープレートとキーボードを取り外します。ヒンジカバープレートにはネジを使用しているものと、そうでないものがあります。ネジを使用している場合は、取り外したバッテリーエリアの内側か、ヒンジカバープレート上にあります。ネジがあれば取り外し、ヒンジカバープレートをてこの原理でこじ上げます。小さなノッチが付いていて取り出しやすくなっている場合もあります。プレートは簡単にゆるみます。抵抗を感じる場合は、ネジがないか確認してください。その後、ヒンジカバープレートを完全に取り外します。

ヒンジカバープレートの下にあるネジを外して、キーボードを取り外します。キーボードを上方向や前方向に持ち上げても動かせない場合は、他にネジがないか確認してください。

キーボードを取り外す際、キーボードの下にあるリボンケーブルを引き抜かないように注意してください。このケーブルはプラスチックヒンジによって保持されています。指またはプラスチック製のスパッジャー工具を使用して、ヒンジを持ち上げます。

キーボード下のエリアにある他のケーブルを取り外します。コネクタは上方向または前方向に動きます。ケーブルに小さなプラスチックプラグが付いている場合、それを引き抜きます。

手順5

ノートブックのスクリーンを取り外すには、スクリーン下側のキーボード格納エリアから、アンテナケーブルやLCDデータケーブルを取り外します。

ディスプレイをヒンジエリアに接続しているネジを外します。ネジは、ディスプレイの背後またはキーボードが格納されていた内側にあります。ディスプレイアセンブリを慎重に取り外します。

フレームを取り外してネジが露出したノートブックのスクリーンのクローズアップ

手順6

スクリーン周りの黒いゴムパッドを外し、ネジが見えるようにします。パッドを外すときは指の爪を使ってください。尖った工具を使うとパッドが裂ける恐れがあります。見えるネジをすべて取り外します。スクリーンのフロントカバーを開けて、背面部分から取り外します。外しにくい場合、見逃しているネジがないか確認してください。

LCDスクリーンの側面についている極小ネジを外して、スクリーンを取り外します。スクリーンの背面部分には触れないでください。これで、蛍光ランプインバーターにアクセスできるようになりました。

手順7

ノートブック下側のケースを開けます。

タッチパッドを取り外し、ネジを外して、マザーボードにつながっているケーブルを取り外します。ネジをすべて外す必要はありません。一部のネジは、マザーボードコンポーネントをマザーボードに留めているネジです。メーカーによっては、マザーボードを取り外すためのネジに文字や矢印のマークがついています。

ネジを外したら、マザーボードを抵抗なく取り出せます。抵抗がある場合、他にネジがないか確認してください。

ノートブックを元通りに組み立てる

ノートブックを元どおり組み立てるには、分解と逆の手順で作業を進めます。コネクタがしっかり設置されていること、ケーブルがねじれたりたるんだりしていないこと、すべてのネジが正しい穴に戻されていることを確認してください。部品の割れを防ぐため、ネジは交互に締めましょう。キーボードのリボンケーブルは、ケーブル内のねじれを防ぐため、薄い側面を上にします。

これでノートブックの分解と再構築は完了です。おめでとうございます!


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