Crucial Proシリーズ - DRAMとSSD

今日の高度なテクノロジー社会では、性能が高くてもスピードが十分でない製品は話になりません。終わりのないテクノロジーの進化に合わせて、高速でパワフル、そして効率的な製品を提供する必要があります。Crucialの目標は、そうしたニーズの先をとらえ、高く評価されている高品質なメモリやストレージのテクノロジーをさらに活用して、お客様から最も求められる分野で意味のある差別化を図ることです。

そして、その目標を具現化したのが、Proシリーズのメモリやストレージ製品です。5月30日、CrucialはCrucial T700 Gen5 SSDを発表しました。Micron®の232層NAND技術を活用して性能と信頼性を最大限に引き出した結果、発売時点で世界最速のGen5 SSDとなりました。

Crucial Proシリーズには、ゲーマーやコンテンツクリエイター、ワークステーションで作業するプロフェッショナルなど、接続すればすぐに使えて、優れたパフォーマンスを安定して発揮するメモリやストレージを必要としているユーザー向けに以下のようなラインナップが揃っています。 

Crucial T700 PCIe® Gen5 SSDは新しいProシリーズの主力製品であり、業界トップクラスの最大12,400/11,800MB/秒1のシーケンシャル読み込み/書き込み速度、最大1,500KのIOPSランダム読み込み/書き込み速度1を実現し、ゲーミングやビデオ編集、3Dレンダリングや大規模ワークロードの処理をスピードアップします。 

ヒートスプレッダを搭載したCrucial DDR5やDDR4 Pro DRAMも、Proシリーズとして登場。LEDに煩わされたり、オーバークロックやレイテンシーのチューニングに伴うリスクを心配したりすることなく、取り付けてすぐにシステムの速度、帯域幅、応答性を向上させることができます。 

また、Crucial X9 ProおよびX10 ProポータブルSSDは、最大2,100/2,000MB/秒11のシーケンシャル読み込み/書き込み速度と最大4TB12のスペースを備え、忙しく飛び回る写真家や映像作家に最適な、耐久性に優れた手のひらサイズのストレージです。 

マイクロンの232層TLC NANDを使って構築され、前世代の高性能Gen4 SSDの約2倍のスピード²である、最大12,400MB/秒のシーケンシャル読込速度で動作するCrucial T700 Gen5 SSDは、第13世代のIntel®やAMD Ryzen™ 7000シリーズのCPU、PCIe 5.0のデスクトップやマザーボードに対応しています。Microsoft® DirectStorageとGPU解凍機能を最大限に活用して高解像度テクスチャのレンダリング速度を最大60%高速化³、アセットを瞬時に読み込むことによりCPU使用率を最大90%削減³してリソースを解放するので、マルチタスクがスムーズに。さらに、アルミニウムと、ニッケルめっきを施した銅を使用した高品質ヒートシンクが放熱効果を高め、サーマルスロットリングを最小限に抑える⁴ことで一体型ファンや水冷による騒音や障害のリスクを防ぎます。マザーボードに搭載されたヒートシンクを使用するヒートシンク非搭載バージョン⁵もご用意しております。どちらのタイプもPCIe 3.0および4.0マザーボードとの互換性があり、柔軟な選択が可能です。

次世代マルチコアCPU⁶のサポートに必要な圧倒的なスピードと極めて広い帯域幅を誇るCrucial DDR5 Proメモリは、以前であれば超高性能メモリでなければ実現できなかったパフォーマンスを発揮します⁷。この革新的なテクノロジーにより、パソコンのマルチタスクの改善、読み込み/分析/編集/レンダリングの高速化、ゲームのフレームレートの向上、データインサイトの迅速な発見、作業効率の向上による時間とコストの低減が現実のものになります。5,600MT/秒の速度で動作するこの新しいメモリでは、DDR4メモリの最大1.75倍のデータレートと2倍の帯域幅⁸を得ることができます。

Crucial ProのDRAMは2枚または4枚のDIMM構成が可能で、個々のモジュールがIntel XMP 2.0または3.0、およびAMD EXPO™に対応するので、CPUによってJEDEC速度に問題が生じた場合でも性能が回復します。Crucialは、1枚のメモリモジュールでIntel XMPとAMD EXPOの両方を提供する唯一のメモリブランドです⁹。Crucial DDR5 Pro DRAMはIntelまたはAMD搭載パソコンのどちらにも取り付けることができます。Crucial DDR5 Proメモリは、第12世代Intel Core™およびAMD Ryzen 7000シリーズ以降の全デスクトップCPUとの広範な互換性があります。Crucial DDR4 Pro DRAMは、第8世代～第13世代Intel CoreおよびAMD Ryzen 1000～5000シリーズの全デスクトップCPUとの広い互換性があります。Crucial DDR5とDDR4 Proメモリはどちらも超小型PCに対応する洗練されたスタイルのブラックアルミニウム製ロープロファイルヒートスプレッダを搭載し、高い放熱機能を備えています。

Crucial X10 ProポータブルSSDがあれば、映像作家、編集者、性能重視のコンシューマーはクラウドやインターネットにアクセスすることなく、外出先でも重要な写真やファイルなどを安全に保存、転送、バックアップできます。最大4TB12の容量を備え、Windows、Mac、Android™デバイスなどに対応13したプラグアンドプレイのストレージソリューション。Micron® TLC NAND採用のスタイリッシュなデザインで、耐水および耐塵性能14（IP55）を備え、優れた速度と耐久性を実現しています。 

外出先でもクラウドやインターネットにアクセスせずに、大事な写真やファイルを安全に保存、転送、バックアップしたい。そんなフォトグラファーや、パフォーマンス重視のコンシューマーにお勧めなのが、Crucial® X9 ProポータブルSSDです。読み込み/書き込み速度は最大1,050MB/秒11、容量は最大4TB12で、Windows、Mac、Androidなどに対応13。プラグアンドプレイで使える、便利なストレージソリューションです。Micron® TLC NANDを搭載し、耐水性・防塵性14（IP55）も万全。耐久性とスタイルを重視した設計になっています。 

Crucial T700 SSDには、M.2 2280フォームファクタでヒートシンクありとヒートシンクなしの2つのタイプがあり、容量は1TB、2TB、4TBからお選びいただけます¹⁰。Crucial DDR5 Proメモリは5,600MT/秒の16GB UDIMMモジュールのみの提供ですが、DDR4 Proメモリは16GBと32GBの3,200MT/秒のUDIMMモジュールが用意されています。各製品は世界各地の大手小売店やオンラインストア、販売代理店、システムインテグレータから購入できます。

¹ CrystalDiskMark®を使用し、キューの深さ512、書込キャッシュが有効化された状態で測定した代表的なI/Oパフォーマンスの数値です。Windows 11 Coreのアイソレーションはパフォーマンス測定の目的で無効化されています。開封後未使用（FOB）状態を前提とします。性能測定の目的では、SSDは安全な消去コマンドを使用してFOB状態に戻すことができます。測定結果はシステムのバリエーションによって異なります。
² Crucial P5 Plus Gen4 NVMe® SSDの速度6,600MB/秒との比較。実際の速度は異なる場合があります。
³ DMark® Storage Benchmark SSD性能テストで測定されたゲーマー向けの内部ゲーム性能の結果に基づきます。実際の結果は異なる場合があります。
⁴ エアフローと周囲温度が一般的な条件下では、内蔵された高品質ヒートシンクにより、T700 Gen5 SSDはサーマルスロットルを必要とせずに最大のワークロードで実行できます。最大の性能を得るには、ドライブに適切なエアフローがあることをご確認ください。
⁵ ヒートシンクなしのCrucial T700の場合、最適な性能を得るには、マザーボードまたは代替ヒートシンクと一緒に取り付ける必要があります。
⁶ DDR5メモリは、DDR5が利用できるCPUとマザーボードにのみ対応しています。DDR4のマザーボードとの互換性はありません。
⁷ DDR5の速度は、DDR4メモリの究極性能の速度に匹敵し、DDR4の最大標準速度（3,200MT/秒）の1.5倍以上に相当する4,800MT/秒です。
⁸ DDR5のデータレート（5,600MT/秒）は、DDR4のデータレート（3,200MT/秒）の1.75倍です。
⁹ Crucial DDR5デスクトップメモリモジュール（UDIMM）は、Intel XMP 3.0またはAMD EXPOTMをUEFI/BIOS設定で有効にすることで定格速度に達することが可能です。Crucial DDR5-4800デスクトップメモリ（Intel® XMP 3.0にのみ対応）を除く、すべてのCrucial DDR5デスクトップメモリモジュール（UDIMM）が対応しています。2022年10月時点で公開されている競合他社のDDR5メモリの仕様に基づきます。クロック周波数または電圧にJEDEC（電子デバイス技術合同協議会）仕様を超える変更を加えると、パソコンのコンポーネントが損傷する恐れがあります。Crucial DRAMモジュールがJEDECの仕様や定格速度、タイミングを超えるオーバークロックに設定されている場合、保証は無効となります。マイクロンはこのような損傷に対して一切の責任を負いません。
¹⁰一部ストレージ容量はフォーマットなどの目的に使用され、データストレージとしては利用できません。1GBは約10億バイトです。
¹¹MB/秒速度は、Crystal Disk Mark（x64用バージョン8.0.1）を装備した高性能デスクトップコンピューターでCrucialが測定したデバイスの最大シーケンシャル性能の測定値です。お客様の環境におけるパフォーマンスと異なる場合があります。
¹²ストレージ容量の一部はフォーマットなどの目的に使用され、データストレージとしては利用できません。1GBは約10億バイトです。
¹³デバイスのフォーマットやホストの機能によっては、互換性が失われる場合があります。Androidデバイスは、OTG機能でUSB大容量ストレージを利用できる機種に限ります。オペレーティングシステムのアップデートと再フォーマットが必要になる場合があります。
¹⁴粉塵の浸入に対して保護されている、またいかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けないエンクロージャ。X10 Proを水没させないでください。詳細は、www.iec.ch/ip-ratingsをご覧ください。