一部のDDR5システムでメモリの「トレーニング」が必要
ごく一部のDDR5対応システムおよびマザーボードで、新しく取り付けたメモリがシステムと連動してUEFIにアクセスできるようになるために「トレーニング」時間が必要となります。あるいは、システムの電源投入時自己診断(POST)を完了する必要があります。
DDR5システムを起動したけれどPOSTが完了せず、特定のPOSTエラーも返されない場合は、この「トレーニング」が行われている可能性があります。このプロセスで、システムのファームウェアが新しく取り付けられたメモリ用に構成されています。このプロセスの実行中、マザーボードまたはコンピューターのLEDは、アクティブである場合もそうでない場合もあります。この時、画面はブラックスクリーンまたはシステムのメーカーのスプラッシュスクリーンのまま進まなくなる場合があります。
この症状が発生した場合は、このプロセスが完了するまで電源を落とさずにそのままお待ちください。最大15分ほどかかる場合があります。一定の時間が経過後、このプロセスが完了すると、通常通り稼働し始めます。または、再起動を求められる場合がありますが、再起動後は通常通り稼働します。このプロセス完了後は、再起動時にこの待機時間は発生しません。ただし、ハードウェアが再度変更されたり、システムのBIOS(基本入出力システム)またはUEFIでその他の変更が行われた場合は、再びこのプロセスにより起動に時間がかかる場合があります。
この方法で解決しない場合、または他の誤作動が発生する場合は、その他のメモリのトラブルシューティングの手順をご確認ください。サポートをご希望の場合はこちらにお問い合わせください。
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