メモリを取り付けた後、新しいメモリも古いメモリも動作しない

メモリの取り付けに失敗して古いメモリが動作しなくなった場合には、問題の原因として以下のいずれかの要因が考えられます。 

  • 取り付けが不適切:取り付け手順を再確認し(取り付けガイドはこちら)、十分な力でメモリを固定していること、適切なスロットを使用していること、モジュールの取り付けが適切であることを、特に注意して確認してください。
  • 電源:作業を開始する前に取り外した電源ケーブルを、コンセントとコンピューター本体の両方に再度しっかりと接続します。
  • 内部ケーブルの緩み:メモリを固定する際に入れた力でマザーボードがたわみ、内部ケーブルが緩む場合があります。各内部ケーブル、特に内部電源装置とマザーボード間のケーブルがしっかり接続されていることを確認してください。
  • BIOSの競合:起動に関連する問題を解決するためにBIOS設定のクリアが必要になる場合があります。この処理のためにBIOSやUEFIにソフトリセット機能がある場合や、以下の手順の代わりに使用できるジャンパーを備えている場合がありますが、

それ以外の場合はメモリの取り付けに関するBIOSまたはCMOSの情報を手動でクリアし、以下の手順に従ってください。

  1. 電源をオフにして、コンピューターの電源プラグを抜きます
  2. ケースカバー/パネルを取り外します
  3. システムを開いたら、露出した金属部分に触れて帯電している静電気を放電します
  4. マザーボードを見ると、銀色の小型の丸いバッテリー(腕時計の電池のようなもの)が見つかります。バッテリーはプラスチックホルダーによって保持されています
  5. バッテリーをマザーボードから取り外します。それには、通常はプラスチックホルダーのメタルクリップをそっと押します。バッテリーが自動的に飛び出します
  6. バッテリーを取り外したら、コンピューターをそのまま約15分放置します
  7. 15分経ったら、バッテリーとカバー/パネルを交換します
  8. すべてのケーブルを再接続し、コンピューターの電源を入れます

以上の手順を実行しても問題が解決しない場合は、当社のサポート部門までお問い合わせください