メーカーのAHCIドライバーを標準Microsoft^® SATAドライバーに交換する

SSDの換装後、想定よりベンチマークが遅い、システムがクラッシュするなど、Windows®オペレーティングシステムのパフォーマンスに異常が見られる場合、ストレージコントローラのドライバーが古いか、サポートが不十分な可能性があります。マザーボードまたはシステム製造メーカーの最新ドライバーに更新すると共に、ドライバーをWindowsに組み込まれているドライバーに変更すると、パフォーマンスの問題が改善または解消される場合があります。

これを行うには、デバイスマネージャーを開きます（検索ボックスに「デバイス マネージャー」と入力します）。

デバイスマネージャーに各種ドライバーのカテゴリーが表示されます。[IDE ATA/ATAPI]コントローラカテゴリーを探して展開します。

[IDE ATA/ATAPI]セクションが見つからない場合はAHCIモードでは動作しない可能性があります。オペレーティングシステム（OS）とシステムのメーカーのマニュアルを参照してその手順に従い、システムが単一のSSD構成の最大性能をAHCIモードで実現するように構成されているかどうかを確認してください。

AHCIコントローラの複数のエントリ（下図の例ではIntel®ドライバー）が表示されます。

コントローラのドライバーのエントリを右クリックして[プロパティ]を選択し、[ドライバー]タブ、[ドライバーソフトウェアの更新]の順にクリックします。

次に、[コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します]を選択します。

次の画面で[コンピューター上のデバイスドライバーの一覧から選択します]を選択します。

[モデル]の下の一覧に現在のドライバーとMicrosoftのドライバー（Standard AHCI1.0 Serial ATA Controller）が表示されます。[Standard AHCI1.0 Serial ATA Controller]を選択し、[次へ]をクリックします。

これでMicrosoftのドライバーがインストールされたら、コンピューターを再起動して変更を有効にする必要があります（数回再起動が必要になる場合もあります）。デバイスマネージャーに戻るとMicrosoftの標準ドライバーがインストールされていることを確認できます。

この変更を行っても問題が解決しない場合は、弊社のサポートチームにお問い合わせください。