コンピューターでのメモリの役割
PCメモリとは、アプリケーションのロード、インターネットの閲覧、Excelでのスプレッドシートの編集、最新のゲームで臨場感を再現するなど、システムが日常的なタスクの多くを実行できるようにするコンピューターのコンポーネントです。メモリの役割は、コンピューターが基本的な機能を実行できるようにすることです。原則として、ストレージはあればあるほど便利です。
コンピューターの電源を入れ、Excelをロードし、スプレッドシートで作業を開始するとします。この動作でもさまざまな方法でメモリを使用しています。アプリケーションのロードや実行、コマンドへの応答、同時に複数のプログラムを切り替えるなど作業にかかわらず、コンピューターでは、メモリが常時活発に使われています。
メモリは、お使いのシステムにとっての短期間のデータメモリです(コンピューターが実際に使用している情報を格納しています)。システムで多くのプログラムを実行すればするほど、さらに多くのメモリが必要となります。
例えるなら、メモリは机のようなものです。さまざまなプロジェクトの作業を行うスペースを提供してくれるものであり、机が大きければ、多くの紙やフォルダを置いたり、一度にタスクを実行できることになります。机を離れるのでプロジェクトを片付けたいという場合は、紙やフォルダを保管のためにファイルキャビネットにしまっておくでしょう。コンピューターでは、これがストレージドライブになります。
システムの動作が遅かったり、反応が鈍くなっている場合、システムのメモリのアップグレードは、パフォーマンスを高める手段の中で最も簡単でコスト効果の高い方法の1つです。